見所:
大自然が作った自然のダム、コロンビア大氷原を間近に見える数少ないハイキングコース。サスカチワン氷河長さは12km、325平方キロの大氷原から流れる氷の川は見ておきたい。
注意:
登山道は森林限界近くから始まり、植物は大変厳しい環境に適応し成長が遅い。 このエリアが解禁となる時期はいつも7月に入ってから。 登山道の開通後、残雪が残っている所でも、登山道からはみ出て歩かないよう注意書きがある。
登山口まで:
レイクルイーズからアイスフィールド パークウエィ93号線をジャスパー方面に向かうとサスカチワン クロッシングという休憩所がある。ここからさらにコロンビヤ大氷原方面へ約41km、登山口は左側にある。 ジャスパーから南下してきた場合は雪上車のあるアイスフィールド センターから南に8.5kmのところ,右にある。
トイレ事情:
登山口にトイレあり、ハイキングコースにはなし。
登山道:
登山道はMt.アサバスカの東尾根を見ながら始まる。300mほど進むとエンゲルマン スプルース(トウヒの仲間)の林に入るが、まもなく木の育たない高山帯になる。 スプルースの背丈が低いことや、氷河から吹き降ろす冷たい風は、このあたりの年間成長日数が約45日間しかないことを物語っている。しばらく登山道はスイッチバックとなる。
心無いハイカーが登山道を使わず、植物を踏んで歩いたため、乾燥した土が出ているところがある。 国立公園は多額な出費をしてダメージのあった場所の復元を試みているが、復元には気の遠くなるような時間がかかることを自然が我々に教えてくれるようだ。 登山道がぬかっていても、残雪があっても自分の靴を後で乾かす方を選んでもらいたい。尾根に出ると前方にサスカチワン氷河が広がってくる。奥には大陸分水嶺となるコロンビヤ大氷原の一部を見ることができる。サスカチワン氷河から流れる水は遠く大西洋と旅をし、アサバスカ川は北極海、コロンビヤ川は太平洋と流れる。尾根にはさまざまな高山植物を見ることができる。10年で10cmしか育たないモスキャンピオンは特に多い。